- コトのアトサキ -
【慶様作】
「どうしたんだ、岩瀬?疲れた顔して。いつも元気いっぱいのおまえらしくないぞ。」
「いやその・・・。いつもとは違う筋肉使ったみたいで・・・。まだまだ鍛え方が足りませんね。」
「おっまえ、これ以上鍛えるつもりなのか!?それより少し休めよ、昼寝でもしたらどうだ。」
「そうですね。じゃ、悠さんも一緒に!」
「あ、俺はやることがあるから。おまえは寝てろよ。」
「えっ!悠さん、何を???」
「ナイショ!ほら、ベッドに入って。しっかり休めよ。」
ーーー岩瀬をベッドに寝かしつけ、「おやすみ」と、額にくちづける石川ーーーーー
「わかりましたよ(;_;)。でもぜ〜ったい外へは行かないで下さいね!」
「わかった、わかった。行かないよ。ほら、眠って。」
ーーー程良い疲れと、髪を撫でてくれる石川の手が気持ち良く、
不貞寝したい気分でもあった岩瀬は本当に眠ってしまったーーーーー
* * *
ーーーいい匂いで目覚めた岩瀬の目の前には美味しそうな石川の手料理がーーーーー
「・・・悠さん、これ???」
「ああ、目が覚めたのか。今日は俺の為に疲れさせちゃったから、お詫びに。それとお礼・・・かな。」
「悠さん!俺はやっぱり宇宙一の幸せ者です!!ありがとうございます!!!」
「なんだよ、大袈裟だな。だけどそんなに喜んでくれるなら厨房借りられて良かったよ。」
「悠さん、美味しいです♪」
* * *
こうして岩瀬は、昼寝と悠さんの美味しい手料理で元気回復し・・・。
夜はいつものらぶあまな時間を過ごすのでした。
06.06.12 UP
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